10代の人たちの表現を借りて言うなら、
上白石萌歌ちゃんが好きすぎて死ぬ。
萌歌ちゃんの歌声がとくに。
あんなに透明で、一点の曇りもなく清らかで、儚げでありながら、凛としていて、女の子の逞しさをも感じる歌声に今まで出会ったことがない。
萌歌という名前はきっと彼女が選んだのだろう。
好きなものを見つけると、じぶんの中にある何かが触発され、共鳴し、外に飛び出す。
2021年1月17日 現在地確認。
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あの夏に閉じ込めた
想いのかけら
いつだったか
見かけた
あの子の横顔
いつも
言わないことを選んでは
ひとり歩き出した
通り過ぎてく
記憶の影に
ぼくたちは今も
愛ってなに?って
聞き返した
君の声が木霊する
さよならも
ありがとうも
ごめんねも
みんな愛だよ
君の目に映る世界は
どんな光に
充ちていたのだろう
かなしいも
切ないも
やさしいも
みんな君だよ
ぜんぶ君だよ
2020.7.14
さよならが空を渡る