シュリ日和

まいにちに生きる

タイムリープ


晴れた2月の朝、早春賦を歌いながら出勤する。


前回の投稿が19日。6日も経っている。

この6日間の記憶が薄い。何をしていたか思い出せない。だからと言って無意識だった訳でもない。例えるなら、タイムリープ状態だったのかもしれない。


シュピリチュアルに生きながら、同時に人間をしっかり生きたいと願う自分がいる。

わたしのなかには、天使やアセンデッドマスターのように目には見えない高次元の存在から、松岡修造(というキャラ)のような、熱血バカのような存在までが、幅広く内在している。

どちらかに偏ると、最近では自分センサーが''ピコーン!''と即座に反応するようになった。

まず、バランスの偏りに気づく。そして、中道に戻る。そのあとに、『じゃあどうしたい?』と自分に聞く。


記憶が薄いと言いながら、この6日の間に起きた出来事のなかで自分が感じた感情は思い出せる。それはわたしにとって心地よくないものだった。その心地悪さを感じ尽くす。正直ものすごく苦痛だった。でも、感じ尽くしたい!と自分で決めたから、目的を遂行した。


以前なら、心地悪さを悪者にして、それを感じた自分を責めるようなことを無意識にしたり、苦しみから逃れるために、見ないように深く考えないように、なるべく無関心を装って、時が過ぎ去るのを待ったりした。


そのやり方を続けると、再度同じような感情が起きた時に、同じ次元に連れ戻されてしまう。自分を責めたり、時が過ぎ去るのを我慢して待つという次元。

いつまでも変わらない。進化しない。

同じ場所にい続けているような感じ。それは、その場所が自分の内側に存在することを自分に許していることと同じだ。

それを許してしまうと、感情が優位で、自分が劣位に立つことになる。


それじゃ、ダメだ。

自分が感情より優位に立たねばいかん。


今回、いつもと違う視点でこの心地よくない感情と向き合った結果、わかったことがある。それは、この感情が湧くことは自然なことで、それを無理矢理消し去ることや、無関心でいることは、自分の気持ちを置き去りにするようなものだということ。今まで何度も、置き去りにされる自分を創り出していたことにも気づけた。


『わたしはいま、心地よくない感情を味わっている。それを心地よくないと感じる自分がいる。その感情から逃れる術は無い。ただそのことを知る。』


まずはこれだけで大進歩だ。


だけど、その先がまだある。これはチャレンジ。この心地よくなさを、いかに感情に振り回されずに、外へ出してあげることが出来るか?押し殺すのではなくそのまま表現する。相手が関係する場合、相手に不快感を与えずに、あくまでも、わたしはこう感じました。と、なるべく冷静に(感情は基本熱い)伝えることができたら、大躍進だと思う。


残念ながら、今回ここまでには至れなかった。けれど、堂々めぐりの次元はわたしの中から消すことができた。『よくやった!いいぞ、その調子でいけ!』褒めてくれる修造の声がする。


というわけで、結局わたしは今日も元気だ。




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己に打ち勝て!