シュリ日和

まいにちに生きる

違うことをしないこと




久しぶりに本を買った。吉本ばななの『違うことをしないこと』タイトルが氣にいったから。それに、わたしの好きなプリミ恥部さんとの対談が入っていたから。本来の自分を生きるには「違うことをしないこと」が大切だ、と。

……いやぁ〜、この本を読んだどれだけの人が、この本を読んだということだけで、違うことをしないことを選べるだろうか?と想像してみたけど、ほとんどいないんじゃないかな?って思った。別にいなくてもいいのかもしれないけど、本の役割って何だろう。って、考えてしまった。

わたしがほとんど本を読まなくなったのは、多分数年前からなんだけど、理由は簡単。ある時から、自分の人生(自分を生きる毎日)の方が面白く感じられるようになったから。つまり、本を読んでいた頃は、自分をちゃんと生きれていなくて、人の生き方や考え方を見て、疑似体験させてもらって、満たされない心を満たしていた気になっていたのだと思う。自分を生きている人の話は魅力的で、惹き付けられては束の間感化されたような気持ちになって、やる氣が出たり、実際何かやってみたりして、でもどれも長続きはしなかった。今ならわかるけど、その時の高揚感は、本を書いてる人のエネルギーを受け取った時の瞬間的なもので、わたしから生まれたものではなかったからだ。

例えば、このブログや、続けてる動画や、手作りお菓子など、自分から生まれてくるものに対しては、ものすごく愛おしい想いが溢れてきて、目を通す度(食べる度)に嬉しくなる。そういう小さいひとつひとつが自分の人生にちゃんとカタチとなって現れたことで、吉本ばななが言うように、違うことをしないことの大切さを身をもって知った。まだ、違うことをしちゃってる時もあると思うけど、一応氣づけてはいると思う。ちょっとずつ、ちょっとずつ、自分で複雑に絡ませてきた糸を解く作業を日常的に続けていければな、て思う。

大切なことはいつだってシンプルなのだ。シンプルじゃないのは自分なだけで、だけどそれだって、シンプルに戻ることはできる。今この瞬間にも。

ちゃんと、本来の自分と手を取り合えれば、それは愛と繋がっている証拠で、その時は心から迷いや不安は消えているだろう。瞬間的な感覚かもしれないけれど、確かにそう感じられている時がわたしの日常にはある。どんなに暗い夜道をひとりで歩いていようと、心はひとりではない。大切な人と手を繋いでいる安心感に満たされている時があるのだ。それこそが、違うことをしていないことの証なのだと思う。今はまだずーっと続いている感覚ではないけれど、違うことをしないことを選び続けた先に、ずーっとわたしのままここにいるようになれるのだと思ったら、途端にいい氣分になった。

この本のなかで、プリミさんが話していることで、前からわたしも同じように思ってきたことがあった。それは、日本人は、全員シャーマンみたいな種族なんじゃないかってこと。元々宇宙と繋がる能力に長けていて、伊勢神宮出雲大社なんかは神様が造った場所だから、特にパワーも大きくて、神道の中今状態がつくりだされると、神様からのメッセージを受け取れるから、神様の分霊である自分という存在が、宇宙的なものとしっかり繋がって、啓示を降ろすというか、受け取ることができるのだと思う。それは裏を返せば、低波動、低エネルギーの場所では、邪悪なものとも繋がってしまうことが起きるんじゃないか?とも思った。ほとんどの人が無自覚だと思うけど。無自覚だから、シールドも張れずに、喰らっちゃうようなことが、そこかしこで起きているんじゃないだろうか。過去のわたしの身にも起きていたからわかる。受け取ってしまっているだけで、自分とは関係ないことまで、自分のせいだと思い込んでしまっている人が少なくないと思う。今こそ、防御を身につけねば!一番の対策は、本来の自分を生きれるようになること。

だから、やっぱりそれには、違うことをしないことが大事だってわかる。

でも、それにはどうしたらいいか?をわたしから伝えられることは、何度も言ってるけど、一旦、幻想世界を生きてきた自分を殺して(死んでもらって)真の現実世界に、光の自分を取り戻すこと。

これを世界一簡単に、誰にでもわかりやすく伝えられるようになる日まで、自分の好きなことをコツコツとやっていきたいと思ってる。





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本屋行ったらドラえもんがおこだった…笑