シュリ日和

まいにちに生きる

1月17日




昨日は、どうしても食べてみたいパンを買いたいがためだけに鎌倉まで行った。前日の初めの予定では、モーニングを狙って家を8時に出るつもりが、やっぱりランチでもいっか、、となり、出発を11時に変更して、結局家を出たのは、12時半だった。

お店に着いた時はランチ終了30分前で、パンも2種類を残して完売状態にあり、店員さんに『ランチはもう終わりました。』と言われてしまう。食べてみたかったパンの殆どは買えず、涙をのむ結果に。家を早く出なかった自分のせいなので、仕方無し。それでも買えたバゲットと、量り売りのカンパーニュを近くのベンチに腰掛けて齧った。鳩が寄ってくる。鳩を無視して、モグモグと味わう。

その店のパンは天然酵母で発酵させている。どんな天然酵母かが氣になるのだが、そこのとこの情報は残念ながら無い。昔よく代々木上原にあるルヴァンというパン屋に行った。そこの味に近いかな。天然酵母特有のもちもち食感と酸味を感じさせる味。天然酵母のパンて、パンの原始的な味に近いのではないか?と思わせる。ギリシャとかで初めてパンという食べ物ができた時、きっとこんな感じだったんじゃないかなぁ?と、調べてないけど感覚として想像できる味。私の好きな皮パリパリのバゲットとはまた別の良さがあり、白ごはんに近い存在感。ゆっくり味わうのには最適な食べ物といった印象。家に帰ってから残りのカンパーニュを焼いて食べたらめちゃくちゃ美味しかった。やっぱりこの店のもっと色んな種類のパン食べてみたかったなぁ〜。

実は私は、密かにパン屋になる夢を抱いていた過去がある。とにかく食べ物に携わるしごとがしたかった。常にしごと場に食べ物があって欲しい。モチベーションの問題として。私はごはんもパンも大好き。ごはんを軸にした献立も、パンを軸にした献立もどっちも大好き。だから、ホテルの朝食ブュッフェではどちらか一方を選ぶことができず、絶対にどっちも食べる。ここだけは欲張り。パン屋なら、パンとスープ。ごはん屋なら、おにぎりと味噌汁で、献立は最小限完結できる。潔い。

あ、思い出した!行ってみたいおにぎり屋があるんだった。パンは行ったから、今度はごはんに行こう!

最近一日二食以下に食事回数も減り、お酒や珈琲などもほぼ欲しなくなってきているが、食べる回数が減った分、一回の食事に対して、適当な物は食べたくない、という思いが強まった。できるだけ手間暇かけた料理を食したい。手間暇かけるとしたら、おかずの種類が多かったら無理。一点集中。パンなら生地作りに込める。ごはんなら炊きと握ることに込める。味噌は毎年手間をかけて仕込んでおけばOK。

って、空想が広がりだした。

私がもし食べ物屋やるなら、多分どっちもやるな。どっちも食べたいって理由から。週替わりでごはんの週。パンの週ってやってたら飽きないだろう。なぜなら、ごはんを一週間続けたら、パンが恋しくなるから。パンを一週間続けたら、ごはんが恋しくなるから。理想的だ。一途なのは恋愛だけでいい。


あ〜、はやく春にならないかな。寒いのが年々億劫に感じだしている。厚着がしたくないのだ。薄着がいい。半裸ぐらいが丁度いい。身軽にいきたい。年間通して暖かいとこに暮らしたい!昔は逆だった。寒い土地に惹かれた。冬服の方がむしろ好きだった。なんでだろう?何かが変わったのだろう。


今日は休息デイ。切れ味の悪さも込みの息抜きデイ。


また。





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いつもの午後