シュリ日和

まいにちに生きる

2022年9月23日 10:03

 

 

 

地球は秋分点を超えた。

今ここに生きる私という実態のない一人の人間が、この世に生まれ落ちてから初めての歓喜のとき。生きとし生けるものたちと共に、未来へと一歩足を踏み出した歴史的な瞬間を迎えた。

去年の春に沖縄に行ってからずっと思ってきたことがある。それは、人は自然に帰るということ。久高島から臨んだ海は竜宮城だった。竜のお宮。目に見えない龍を使うのは、この世界では人の役割だ。人といっても、女神のエネルギーを持つもの。眠らされていた女神(女性性)のエネルギーを思い出した者が、自然界の代表的な存在である龍と共に水を遣い天地創造することで、陰に偏ってしまったこの地球を、陽の氣を高め、陰陽の調和がとれると同時に世界は無に戻る。龍の魂が宿る宮は神聖な男性性だ。

人と龍の真新しい息吹が、無から地球を生まれ変わらせることができる。

生まれ変わらせることができると、確信にも似た強い祈りを抱いた。

このような高尚なメッセージを受け取れたのも、それほど沖縄(琉球)という土地のエネルギーが高かったからに違いないだろう。あれほどの苦痛を強いられてきた土地と人々の精神性の高さには、頭を垂れる思いでいっぱいだった。いつの日か花を咲かせる日まで、それぞれのささやかな日常を生きる。希望を捨てずに、天にすべてを委ねた先に、花が咲く日が必ずやくることを信じ続けてきたのだ。それがもう手の届くところまできている。宇宙の織り成す壮大なストーリー。既にアカシックレコード(地球では水)には悠久の時の記憶が刻まれている。私たちは、その時を迎えるために生まれてきた。ただ在る。それだけで完成する世界。ワンピースを自分の手で隠して、ワンピースを探す旅を楽しんできた。ちゃんと悩み苦しむという経験を通し、今も進化し続けている。

 

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今日は、LinkEarthという秋分の日に一万人で祈るイベントにオンライン参加した。日本3大弁財天社の筆頭である天河大弁財天社首里の弁天堂を繋ぎ、戦争で御神体を失った首里の弁天堂(琉球)に、再び弁財天を祀り、北海道の羊蹄山から鹿児島の枚聞神社を通り、首里の地まで光を通すことで、日本中に新しい氣が流れ、ヒノモトの国全体のレベルが上がり始め、更にはその光は地球全体に伝わると、天河神社の名誉宮司さんが代表となって、壮大な悲願を叶えるべく、然るべき人たちの縁は結ばれ、今回のイベントに相成った。

仲介役?のさとうみつろうさんを知ったのは、私の人生の大転機が訪れる少し前に、ブックオフで見つけた『神様とのおしゃべり』という一冊の本だった。何気に手に取ったその本を、当時は腑に落とせない事ばかりでありながら、大事なことが書かれていることには気づいていたため、ずっと読み続けてきた。今ではその本の内容すべてが理解できる。

みつろうさんのやってるような活動を目の当たりにすると、私は大きな夢を見てしまう。そっち側に立ちたい気持ちが沸き起こってきてしまう。

今回のイベントに参加された方たちも素晴らしく魅力的な人ばかりで、あの有名な喜納昌吉さんの三線とギターと歌にはやられた。喜納さんの隣に座り一緒に歌った女性を見ながら、二人が完璧な男女のあるべき姿に思えて、新しい希望が拓けたような、不思議な感覚が芽生えた。

お二人が一流のアーティストであることを横に置いて、ただの男と女が出会い、共に歌うということは、こんなにも超自然的ハーモニーを生み出し、愛と平和のエネルギーが無限に広がってゆくものなのかと、感動しきりのひとときであった。

喜納さんが言った『まず金を集めるより魂を集める』という言葉と、お二人が歌われた曲のなかに『地球の涙に虹がかかるまで 〜 』という歌詞があり、強く印象に残る。

みつろうさんの純正律のピアノのカノン瞑想では、最初のピアノの1音で涙し(魂に刻まれている記憶の琴線に触れた)深い癒しの旅を経て、阿部さんのポップなギターの大祓祝詞が始まると、一旦死んで生まれ変わった私は、まるでアメノウズメが乗り移ったかのように踊り狂った。自我(自意識)から完全に解放されるということは、こんなにも気持ちのいいことなのか、と、どんどん自然回帰している自分を感じられて、解放はより一層進んだ気がしている。

私は完璧な女を目指したい。すべてのパラレルにいる全私の中のトップの女性性を目指したい。それにはスローダウン、スローダウンを常に常に心がけることが必須。

ゆっくり、ゆったり、のんびり、ほんわか、おとぼけ、おちゃめ、可愛げ、愛らしさ、安らぎ、思いやり、微笑み(ラクシュミー直伝!!)etc..

理想は高く、だけど自分に優しく。矛盾もなんのその。にこやかにスルー。にこやかにスルーでオッケーちゃん。

女の人はみんな竜宮城で鯛やヒラメと舞踊ってたらいい世界にしたい。おとぎ話のような世界観。男の人が、舞踊って笑ってる女の人を支える龍となって、いい志事をして、いい汗をかいて、思わず大きな笑顔が出るような、そんな世界が理想だ。

 

私たちには未来がある。

私たちにはそんな耀く未来しかない。

 

だから今この瞬間、泣いて、笑って、楽しんで、全力で遊ぶんだ!

 

 

 

 

光への帰還