あなたの指先が ほんの少し わたしの手に触れたとき この世界を包み込む 大きな大きな 絶対的な安心が わたしを形成している 細胞の隅々にまで 流れ込んで 駆け巡った あなたの指先の 温かさだけが 鮮明に 幾億年ものあいだ わたしのなかで 生き続けている …
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