シュリ日和

まいにちに生きる

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

手紙

お父さんへ宛て、生まれて初めて手紙を書いた。……とは言っても、お父さんはもうこの世にはいない。つまり、あの世のお父さんへと手紙を書いたのである。先月、七回忌を迎え、千葉にある父と祖母が眠るお墓に、お墓お参りへ行った。母の段取りの悪さは想定内…

軌道修正

この一週間あまり、エネルギーが停滞していた。理由はわからない。とにかくやる氣が起こらず、何の生産性も感じられない自分自身を、静観していた。不安や焦りは特に起きず、現実において変えたいところばかりに目がいってしまっていた。過去において、似た…

違うことをしないこと

久しぶりに本を買った。吉本ばななの『違うことをしないこと』タイトルが氣にいったから。それに、わたしの好きなプリミ恥部さんとの対談が入っていたから。本来の自分を生きるには「違うことをしないこと」が大切だ、と。……いやぁ〜、この本を読んだどれだ…

愛されていた

半蔵門線の車内で、メトロ文学館を見つけた。タイトルは''祖母の姿勢''30年共に暮らした祖母の最期のことばは、『どういたしまして。』の返答を意図して伝えた、「30年間、育ててくれてありがとう。」に対して、『こちらこそ、お世話になりました。』だった。…

活氣

下北沢に行ったら、駅前でフリーマーケットのようなものが開催されていた。『フリマなんて、いつぶりだろう?』って、雰囲気だけでもなんとなくウキウキした気持ちになってきて、最近古着熱が数十年ぶりに再燃したこともあり、暖かそうなスカートをじっくり…

ゆだねる

歯医者で治療をしてもらった。治療中は麻酔が効いて、痛みは皆無だったが、麻酔が切れてきて、今ジワジワとした痛みに襲われている。痛みを経験したくなかったわたしは、若干メンタルがやられている。この度わたしが選んだ歯科医の先生は、神経は残す主義(歯…

上がってる

今日は朝から思いがけない訪問者によって、とーっても、いい氣分になる。こどもじゃないのに、あんなに邪気の無い人、四半世紀ぶりくらいに見た。笑奇跡的に傷つくことに見舞われること無く、うまく育ったんだろうなぁー…と思わせる、精神上健康そのものとい…

超現実論とハイヤーセルフ

ついに歯医者に行った。 約ひと月前から、右下の手前の奥歯が滲みるようになり、なんとか民間療法で治せないものかと、試行錯誤しながら騙し騙し毎日をやり過ごしていたのだが、自分なりに、これは治療を施さない限りよくはならない!と、昨夜最終結論を出し…

1111

わたしが特に好きな数字は、1・7・9である。ラッキーナンバーは7。でも、ゾロ目で見て何故かいちばん嬉しいのは、1だ。だから、11月11日はそれだけでもう、とっても氣分がいい。11月という月も、クリスマスに向けて、気候も町も冬めいてくるところが、いいん…

未知

眠い。寝ても寝ても眠気が抜けない。雨のせいだろうか。星回りのせいだろうか。天から強制ストップがかかっているのだろうか。夢を見た。金魚が出てくる夢。わたしは時折金魚の夢を見る。子どもの頃家で飼ってたからか、近所に金魚屋があったからか、金魚掬…

過去のわたしは、詩を書くことで自己を保って生きてきた。ただ自分の心を支えるためだけに、天から恵のように降り注がれた言ノ葉を大切に寄せ集めて、文字に興した。誰も彼もを信じられなくて、今、息をしている自分という存在さえも信じきれなくて、不安で…

受け取る

11月は全日ラッキーデイ☆なんて言って早々、体調不良のまま3日が経った。しんどい。頑張れない。疲れた。もうわたしは、疲れたのだと思う。自分で思うよりずっと、頑張り屋さんだったのかもしれない。10月は心労が続く日が多く、その反動がきたとも言える気…

一年

昨年の11月1日に仕込んだ味噌が、一年の歳月をかけて美味しく育った。記念に、茹でたブロッコリーにつけて食べてみたら、とってもおいしくて感動する。仕込んだ当初は『大好きだよー』とか、『おいしく育つんだよー』なんて暇さえあれば声をかけたり、好きな…