夜中に目が覚める。
ふたご座流星群の極大を迎えるのが、正に今だということを思い出す。
防寒して、敷物と枕を抱え屋上へ。
夜空を見上げる。
星が綺麗。
流れ星が見れなかったとしても、今夜の星空が見れただけで十分な幸せを感じる。
澄みきった冬の夜の空気を深く吸い込む。
透明な酸素が身体中に行き渡る。
なんとも言えない至福な気分。
その気分のまま横になり、夜空をくまなく眺めた。
すぐに流れる。
テンポよく流れる。
どれも一瞬だから、願い事は流れ星と流れ星の間に、ゆっくりすることにする。
すると、そんな最中、空からひらりと一枚の葉っぱがわたしの上に舞落ちてきた。
ここは屋上。
辺りを見回せど木などない。
とても不思議で、一体どこから来たのかわからなかったから、夜空からきたことにする。
さらに、''あなたの願い事は叶いますよ''
のお知らせとして受けとる。
なんてロマンチックなの。
嬉しさに顔が綻んだ。
夢のような日々をわたしたちは生きている。
そのことに気づけるか、気づけないか、それだけのちがい。
人間と地球の楽しみ方をようやくほんの少しだけわかってきたところ。
だから、これからが楽しみ。
そして、冬至のセットリスト追加曲が決まった。
と、
Make a Wish
やっぱり、愛と平和の世界を生きていきたい。
空って綺麗