シュリ日和

まいにちに生きる

追憶



ここから先の人生から








覚悟を問われる日々を過してた








ひとりで決めた気でいたことなんて








あっという間に崩れ去る








こんなにも強く脆い








何もかもが








わからなくなって








手に負えなくて








空が見たくて








窓を開けたら








夜に雨の匂いがした








確かなものに








救われて








また








わかった気になって








明日を夢見て








目が覚めたら








やっと








雨が降ってきて








匂いだけ先に








届けてくれた








やさしさに








教わる








雨の匂い








朝が来ると








夜を思い出す





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束の間に浮かぶ