雨に救われる日がある。
天体には興味があるので、もちろん昨日のスーパームーンの皆既月食も下調べをしてその時間を迎えた。残念ながら、わたしの家の近くでは見れなかったため、スマホで鑑賞。
かなり綺麗に見れたのだが、なぜか心動かず。
体調も可もなく不可もなく。インスピレーションも降りてこなかった。ただずっと眠くて、寝ては起き、寝ては起き、を繰り返す。
『なんか凄いこと起きたらいいなぁ〜』と、最近は、夢見がちな自分を全肯定して、日々ふわふわと過ごしている。やりたいこともひとつ始めたら、芋づる式に宝箱から溢れてきそうなものの、そのひとつに手をつけないから、やっぱり何も始まらない。
それでも、相変わらずこの状態を貫いて、奇跡的なことが起こることをワクワクしながら待ってみたい。
なぜそのように思うかと言ったら、もしも何もしないわたしにそんな奇跡が起きたら、他の人にも胸を張って『大丈夫だよ！本気で信じ抜けたら叶うもんだよ！』って、言えるからだ。みんなに言ってあげたいのだ。その前例をつくりたい。
最近では、収入源となる仕事以外に、副業や趣味の活動を始めている人も多い中、そんな人たちを見ていると、まるで自分は何もしていない無価値感に襲われることもあるが、実は、わたしたちがこのコントロール社会を生き抜いてること自体がすでに凄いことを成していると言えはしないだろうか？その大きな仕事はすでに果たしている。だから、まずは言いたいことも言えないこんな世の中を生き抜いてる自分を労い、人の言葉を素直に受け入れることも半分にして、あとは、自分を信じて気がすむまで好きにしてたらいいと思う(思いたい)
もう十分耐えたはず。ほんとよくやったよ、誰ひとり例外なく。
わたしはわたしが出会う人みんなにそう言ってあげたい。もうそろそろ安心して、朝も夜も迎えようねって、肩に手を添え、優しく微笑みながら言ってあげたいのだ。
だから神さま、どうかわたしに前例を！前例体験をお与えくださいまし〜。な、今日この頃。
とか何とか言いながら、実は以前からラジオに興味がある。簡単にアプリで自分のラジオ番組が作れることを知った店長と、ラジオアプリについて話が盛り上がる。わたしが昨年、noteの音声機能を利用して、絵本の朗読や、童謡の唱歌をアップしたことがあると話すと、『それいいじゃん！きっと需要あるよ！』と、ノリのいい店長らしく、やたらと明るく持ち上げられて、気を良くした。気を良くしたままに、善は急げとばかりに、早速最近人気のアプリを使って、お試しアップに挑戦する。
コンセプトは日本の心。
日本語の美しさに焦点をあて、子守唄代わりに癒し効果を狙った朗読メインのチャンネルだ。しばらく、読んでみたい題材にいくつか挑戦してみて、カタチが整えば、全体に公開したいと考えている。
声優さんじゃないのだから、発声の仕方がどうとか、アクセントがどうとか、そういった本格的なものを目指すのではなく、あくまでも、お母さんがこどもに読み聞かせをするような、素朴で温かみのあるものを大切にしたい。それなら、わたしにも今すぐできるから。
丁寧に、心を込めて、包み込むような優しさで美しい日本語の音を伝えられるよう心がけたい。
公開したら、このブログを読んでくれているあなたには、ぜひ聞いていただきたいと思う。
今日も一日お疲れ様でした。
おやすみなさい。
雨の日の紫片喰
