シュリ日和

まいにちに生きる

続 夢と詩




夜の歌








枕元をすっきりさせ

クリスマスの飾りだけで

四方を囲んだ









季節はきっと

冬なのだろう









夜中に憶えのない

木の置物が届けられ

届けた配達員の人は

桜の幹のように

艶のある濃い茶色の顔をしている









この人は木の精であろう









木の精に紛れて

同じ顔色の知り合いが









思わずその人の名を声にした









次の瞬間、目を覚まして

過ぎったのは

その人の生死









こんなご時世

何があってもおかしくない









果てしなく終わらない

長い夜のこと









気のせいであることを

願っている










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流れ星が降っている