シュリ日和

まいにちに生きる

晦日



4月が終わる。


2月からの流れが早すぎる。

…いや、ほんとに早すぎるって。


この感じは、いよいよ感が高まってきているとしか、もはや思えない。じゃあ、いよいよ何なの?って聞かれても、いよいよってことだよ!としか答えられないのだけど。。


さっき嬉しい報告があった。

約2年前にひょんな事から知り合った人のTwitterのアイコン写真を撮らせていただくという、貴重な体験をさせてもらったことがあり、その人から、わたしの撮影した写真を『2年間使わせていただきました。ありがとうございました!』との報告が来たのだ。

写真について何の知識も無いわたしのやりたがり根性だけを買ってもらい、更には、2年もの間使ってもらえたことは、素直に有難く、また、その人がこの2年で当時語ってくれた夢に一歩ずつ近づいている活躍をされていることを、何よりも嬉しく思った。


あの日、撮影をした井の頭公園で『自分がやりたいものはまだこの世界にないです。』と言ってくれた、彼の冷静と情熱のあいだとも思えるような、眼差しが印象に残っている。

ほんとうは写真は口実で、この人との縁にもまた、確信に近いある直感がはたらいていた。だからか、とてもスムーズに会うことができたし、あのとき、図らずともわたしの確信通りに、彼の口から守るべき大切な想いを自然の流れで聞かせてもらえたことは、わたし自身が、守るべき大切な想いを大切にし続けていく勇気をもらった気分だった。


わたしたちに共通するあの想いが、動き出している今なのかもしれない。


人を色で例えるのが得意だと言った彼が、わたしの色を教えてくれた。

会う前は白で、会ったあと(会話などしたあと)は、オレンジになったとのこと。

素敵な特技だな、と思った。



わたしは今とてもひとりだ。

外にも内にも誰もいない。

こんなにもひとりになるとは思っていなかった。怖かったからかもしれない。

わたしは今限りなくひとりだけれど、何も恐れていない。目に見えない存在が、今この瞬間もわたしを愛し護ってくれていると思えるからだ。そう思えるようになるまでの道程は、容易くなかった。


わたしは今ここにいる。

この場所は静かで優しく懐かしい。



明日から5月。

真新しい風に吹かれたい。






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トコトコと