シュリ日和

まいにちに生きる

育む



いま家で育てているものがふたつある。

ひとつは味噌で、ひとつは梅シロップ。


昨年の11月1日に仕込んだ味噌が、今年の秋頃に熟成した暁には、味噌を入れた壺を背負って、出会う人出会う人に、手作りの味噌で作った愛情味噌汁を飲ませるべく、全国行脚を遂行したい!という野望を密かに抱いている。


そしてその先の夢のひとつに、自然の中に居を構え、隣近所の人たちとわいわい料理を楽しみながら、その辺の野良猫や子どもたちなんかもごはん時にふらっとやって来ては、おかずのひとつやふたつをつまみ食いするような長閑な日常の食事風景というものを心に思い描いている。

昨夏予行練習は済んでいるため、わたしにとって、この想像は易い。

食事はみんなでわいわい楽しくしたい。

食物の栄養素プラス作った人たちの愛情が加わった料理を日常的に食べていれば、免疫力なんか簡単にアップして、きっと常に健康だ。

そうなったら、わたしはきっと生き生きと、日々の台所しごとを楽しむだろうな。

子どもの頃からの憧れだった、おせち料理の監修役を『うちに仕切らせろやい!』と、身を乗り出して、自ら名乗りを上げてる姿が容易に想像できる。

季節ごとのハレとケの日の食事なんかも、いろいろと想像力を働かせて日本の伝統的な食事の献立を考えたりして、。

そんな日常を死ぬまで続けていけたらきっとしあわせだろうな。


理想的な日常の想像を、最近リアルに心に思い描けるようになってきた。

先の未来の現実創造というものは、いま現在の自分の生活状況をベースにはできない。なぜなら、いまの現実とは、過去の自分の想像(思考したこと)が創り出したものだからだ。これはスピリチュアルを学んだ人ならわかることだと思うのだが、誰にでもわかりやすく説明するとしたら、鏡は先に笑わないということである。

鏡と向き合う。当たり前だが、その時自分が真顔なら鏡に映る自分は真顔だ。もしも自分が笑顔なら鏡に映る自分も笑顔のはず。自分が真顔だから、鏡は真顔の自分を映し出す。自分が笑ってるから鏡は笑ってる自分を映し出す。そう、鏡は先に笑わないのだ。


このことを例えにシンプルに現実創造を説明すると、先に心に理想を思い描く。すると、現実という鏡はその理想を映し出す。ただ、物質と鏡の関係においてはすぐに答えが出るのに対し、理想と現実の関係では、いつ答えが出るかはわからない。この点においては、宇宙に任せるしかない。だから、反映されるまでは、理想を思い描き続けることが大事になる。

このタイムラグに耐えられず、途中で疑いを持ち始めることで理想の現実化はどんどん先延ばしにされる。スピリチュアルを生業にしている人たちがみんな言っている、良い波動を保ち続けて下さいってのは、多分このことを言ってるのだと思う。

いまの現実があるのは、過去の自分の思考が元になっていることは先に説明した。

現実とは、全てあなたが願ってきた事の現れというのは、つまり、無意識でもネガティブなことを考える時間が過去において多かった場合、あなたが長く考えることに費やしたネガティブな想像が鏡に映し出された(反映された)今がある、ということになる。※プラス、今世、前世ともに作ったひとりひとりの抱えている因果(カルマ)が関係して、あえて顕在意識の理想とは真逆の現実を作り出していた可能性もある。←これはちょっと複雑なのでまた違う機会に


わかりやすく解説したつもりだがどうだろう。わたし自身、このことが腑に落ちて理解できたのはつい最近のことである。だから、まだ理想が完全には現実化はしていない。

けれど、本質は理解できたから、今はひたすら理想を想像することに時間をかけ続ける状態をいかに長く保てるかに、挑戦している。


わたしは今世、心に思い描いた夢は叶える。わたしの世界を完成させる。それこそが、これほどまでに生きづらい世の中を生き抜いてきた自分(世界宇宙神様)への最大の感謝だから。そして、愛をもって過去生とは決別し、今この地球に生まれてきたすべての人に平等に与えられている、真新しい世界の創造を現実化できる可能性を生かしたいと思っている。まさに、千載一遇の奇跡の時代の幕開けに立ち会っていることを、わたしと同じように本気で夢を叶えたい人たちに伝えていきたい。


心の状態を常に一定に保ち続けるということは、容易なことではない。わたしたちは日々いろいろな情報や人や天体の動きや、なんやかやに影響を受けて生活しているからだ。けれど、理想を現実化するためには、そんな影響を掻い潜って、自分(自我を超えた真我としての存在)に集中することが大切になる。

最近のわたしの支えは、大祓詞を聴くこと。初音ミクと、お坊さんのとを交互に聞き流ししている。意味なんか理解する必要は無い。ただ、日常、無意識に自分が犯している罪穢れを祓ってくれるパワーが大祓詞にはある。

この2021年夏至を前に、これほど心身共に安定していることを考えると、日本の言霊パワーの威力はもの凄いものがあることを実感している。目には見えなくとも、奇跡はいまこの瞬間にも、わたしたちの身に起き続けているのだ。


この話が、あなたの明日の心を照らす小さな明かりとなることを祈って。




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そして、あの夏がくる