シュリ日和

まいにちに生きる

溢れ出す

 

 

あなたを想う

 

私のなかにいるあなたではなく

 

あなたのなかにいる

 

私を想う

 

 

 

その私は

 

あなたで

あなたは

 

私で

 

ふたりは

 

ひとつで

 

どんな時も

 

傍にいる

 

 

 

生きている

 

命があるから



 

だけど

 

ここにはいない

 

心にはいる

 

空にもいる

 

月にも見る

 

花も香る

 

海の波が

 

ふたりを

 

寄せてはかえして

 

終わらない

 

 

 

私は一途で

 

あなたは散り散り

 

あなたこそ一途で

 

私はゆらゆら

 

 

 

ふざけてなきゃ

 

すぐ泣いちゃうから

 



私は寂しがり

 

あなたはどうかな

 

あなたこそが寂しがり

 

私だって同じだよ

 

 

 

秋がくるから

 

すこしセンチメンタルな

 

眠れない夜

 

 

 

私がいつも

 

こんなにあなたを

 

想うように

 

あなたが私を想ってたら

 

いいのに な

 

 

 

 

紫の花の落書き