シュリ日和

まいにちに生きる

哲学者



シュピリチュアル文献のまとめ作業を進める上で、やはり学問に目を向けずにはいられないことがわかった。(まだまだ序盤)

YouTubeの動画で、子どもでもわかる簡単な哲学の勉強をする。中田敦彦氏(あっちゃん)のYouTube大学にも哲学の回はあるが、違う人のを選ぶ。その辺はセンスの問題である。



古代ギリシャの三大哲学者である、ソクラテスプラトンアリストテレスは、三者三様、実に人間味があって興味深い。わたしはこう考える!を堂々と示していて超格好良い。

特に、アリストテレスの名言である『わたしは師プラトンを愛する。しかし、それにも増して真理を愛する。』なんて言葉にはリスペクトしかない。

プラトンから学び、そこから己の道を切り拓いていったことによって、更に深まる師への愛と、知への愛。



人間は自分から愛することでしか愛を自分のものとして、深く知りゆくことはできないのではないかと思う。



もし、わたしがいま、古代ギリシャにタイムスリップできるのなら、この三人に『わたしはこう思うんですけど!!!』なーんて、体当たりでぶつかっていきたい。

''出し惜しむ必要のない人間関係って、きっと素晴らしいだろうな…''と想像する。

出し切っても全然足りないくらい、コテンパンにやられてみたい。(←こんな願望が出てくるなんてちょっとびっくり。だけど、M気質なわたしらしいな、とも思う)



今までに自分なりに探求してきた愛について、乱雑に散りばめていた点と点(ノートに書いたメモなど)を繋ぐ役割が学問であった。理解が深まる喜び。それを今後どう人間の自分に活かしていけるかが、もちろん何にも増して大事である。



理解が深まることで、これまでわたしが、出会ってきた人との関わりを通して学んできたものの意味も変化してくる。そう、自分が進化すると過去も進化する。どんどん自分も過去も進化させていきたい。



哲学とは?で検索をかけたら、以下の文がでてきた。


[ 人生・世界、事物の根源のあり方・原理を、理性によって求めようとする学問。また、経験からつくりあげた人生観 ]



経験からつくりあげた人生観か、、。



わたしはこの人生でなんの職業にもつけなかったが、これからも生きていく中で、自分の哲学をつくりあげることはできるんだな、と知って、小さな胸に希望の光が差し込むのを感じた。

どこを何を目指しているのかを、今はまだはっきりと言葉にはできないが、多分わたしを全身全霊生きつづけていけば、辿り着く場所へと流れ着くだろう。



もしかしたら、その場所を目指して生まれてきたのかもしれない。



生かされていることに感謝し、人間として生きることの経験を積んでいきたい。






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考える葦のような