シュリ日和

まいにちに生きる

受け取るとは?

   



スピッツ草野正宗が昔ラジオで話してた。子供の頃、めずらしく熱を出して学校を休んでいた日、ラジオから原田真二の''タイムトラベル''という曲が流れてきて、それを聴いていたら本当にタイムトラベルをしてしまった、と。

私は今日、朝日を浴びに公園へと朝の散歩をした際、『朝日からの贈り物🎁を受け取る』と携帯に入っているアプリのカレンダーにメモをした。最近このやり方で、なんかホントに書いた通りのことが頻発するという、不思議現象が起きていて、この引き寄せのやり方は、どうも私に合っているようなので、今日も実行。どんな贈り物がくるのだろう?と、ワクワクして数時間を過ごした後、これだ!と思う贈り物を受けとった。それは、正にタイムトラベルだった。あの一瞬と今が繋がっていることの証拠と思われるひとつの曲。

1996年10月に発売された、川本真琴の'DNA'。

バンド好きだった私がめずらしくハマった人。小さくておかっぱで飛び跳ねてるような歌い方をする男の子のようなシンガーソングライター。ポップでキャッチーなメロディーラインに、魔法のような歌詞。1/2とか愛の才能の方が売れたかも知れないけど、私はDNAが好きだった。(この曲は作曲は岡村靖幸)

その当時、高校生だった(多分w)私は、自分の本当にやりたいことがわからず、物凄く燻っていて、興味があったダンスを習いに行ったはいいけど、周りの空気に馴染めずにすぐに投げ出し、進路もわけがわからないことを言って先生を困らせ、とにかく自分がどこにもいない不安でいっぱいだった。だけど、川本真琴はあの時確かに私の世界に現れ、元気いっぱいに歌っていたのだ。

タイムトラベルって、頭の中でならいつでも自由自在にできるんじゃないだろうか?そして、それは過去のようで、過去ではなく、今を生きる私が、どのタイムラインと繋がりたいか、それすらも本来は自分で選べるのではないか?

自分が想像できる世界は、すでに存在していて、夢見ているいちばん最高の未来すらも、そこへ向かって生きているのではなく、選ぶだけ、決めるだけで、瞬時に手を繋げる。それがワープの本質。

私は最近思うのだが、願いは叶うことが当たり前だとするなら、最高の未来を生きることは意図も容易いことで、ひとりでならどんなことも簡単に叶ってしまう。叶うというより、最初から叶ってる。だから、そこに立つまでの過程に価値があるのだ。まわり道こそが人生。人の道を一歩一歩進むことでしか身につけることのできない技のようなものや、心の成長、誰かとの信頼関係を深めてゆく小さな一つ一つを日々の中で重ねることは、ワープでは手に入れることができない。

目に見える物質的なものは、そのことの本質を理解し、意識さえ変えることができるのなら、手に入れることはきっと簡単なのだ。

私は馬鹿だから、アインシュタインのような偉人が遺してくれたものを理解するのが難しく、とにかく自分の経験や体験から得るしかないと思い、直感やインスピレーションを頼りに歩みを進めてきて、やっと、今日のように太陽からの贈り物として、素晴らしい氣づきをいただいていることに気づけるようになった

女に生まれたけれど、私にとっては、やっぱりどんなに高価なアクセサリーや洋服やバッグや靴や、あらゆる宝飾品などを手にすることより、自分が知りたいことを知ることができることの喜びに勝る喜びは多くないのだ。


だから人間!

だから地球!

だから今!


きっと自分で選んでる。私はそういう体験がしたかったのだ。

会いたい人がいて生まれてきている。

神様が、愛を忘れてから再び愛を思い出す過程を体験させてくれてる。


愛されている。

こんなにも深く、強く。


そのことを思い出した時に溢れる涙は、どこまでも透明で澄み切っている。自分の内から湧き出す綺麗な水に浄化された私の目には、常に真新しい世界が映し出されている。


ありがとう。


生きとし生けるすべての生命へと愛を捧げる気持ちで日々を生きよう。






f:id:like_nanohana:20220216145349j:plain


光の十字架