シュリ日和

まいにちに生きる

 

 

 

YouTubeで、たった今アラスカのフェアバンクスから'しし座流星群ライブ配信'がされている。アラスカの夜空に星がきらきらと瞬いている。

 

数年前、某コーヒーチェーン店に勤めていた頃、七夕の時期に店頭に笹をおいて、スタッフやお客さんは願い事を短冊に書いて自由に飾ることができた。その時、私からとても自然に出てきた願い事は『オーロラを見る』だった。

昔から星は好きだったけど、東京生まれの東京育ちの私にとって綺麗な星空は憧れでしかなく、19歳の時に初めて、旅行先のサンフランシスコで夜空に広がる満天の星を見た時の感動は今も忘れがたい。その時、友達が運転する車に乗ってどこだかの丘の上まで連れて行ってもらったのだった。私と友達はしばらく無言で星空を見上げていた。ちょっと怖いくらい静かで、まわりには誰もいなくて、まるで宇宙に近づいてしまったかのような、そんな気持ちになっていた。

満天の星空を見上げながら、星だけが知っている何か大切なものが自分の内側にあるような、まだ見たことも聞いたことも触れたこともない、未知の世界が自分のなかで音もなく創られて広がっていっているかのような、神秘的な想像をしていた。

あれからずいぶん時は流れたけれど、あの時の想像は消えてなくなってなどいない。宇宙が今も拡張を続けているように、私の想像も、私という宇宙のなかで少しずつ少しずつ拡がり続けている。

だからきっと、いつかオーロラを見に行く日も来るのだろう。だってあの時、星に願ったのだから。

子どもの頃憧れた、アルプスの少女ハイジの暮らすアルムの山小屋。干し草のベッド、窓から眺める山の夜空。おじいさんの作ってくれる、パンとチーズ。ヤギのミルク。クララやペーターという友達…

あのお話の世界は、今世の私(シュリ)という個性の原点だと思う。

この世にいろんな体験をしに生まれてきた。自分でやらなきゃ、自分で感じなきゃ、面白くもなんともない。誰かにまかせてなんていられない。子どもよりも子どもらしく、遊び散らさなきゃ、過去世の私(という魂の人たち)も浮かばれない。今世は本当に最大にして最高のチャンスなのだから。

パラレルの起動修正は着々と進行中。私の神様がちゃんと連れて行ってくれる、私の最高の舞台へと。

本気で自分の最高目指して突き進むのみ。

星々が見守るこの地球に生まれた私の仲間である人達はみな、唯一の輝きを放つ種を胸にもっている。今はまだ芽を出していなくても、必ずその種が発芽する日が来る。そして、それぞれの色とカタチで花を咲かせる日が来る。

 

来る!

 

 

 

 

夜と海