シュリ日和

まいにちに生きる

いつかは

 

 

今日は懐かしい街に縁あって久しぶりに出向いた。その街との縁は、10代後半の頃と、30歳になったばかりの頃の2度に亘る。

びっくりしたのが、当時もあったパン屋さんや、インポートシューズを安く売るお店が今もあったこと。''変わらないものは変わらないんだなぁー''と、しみじみしながらも、私はとても変わったから、当時の気持ちは思い出せなかったけど、その街の雰囲気を好きだと思った。

背の高い木が多くて、駅前の踏切や、穏やかな温かい空気が漂う商店街や、おしゃれな洋服屋さんや、レストランやカフェもみんな、ヨーロッパの小さな街にありそうな感じだ。

10代の頃は、イルカクジラ保護団体の基地みたいなところがあったから、定期的に訪れた。30歳の頃は、食べることが大好きな年上のおしゃれな友達に誘われてよく行った。その人の好きだったパン屋さんでパンを買う。全粒粉を使っていて、ずっしり重くもちもちとしたまるでご飯のような天然酵母のパン。長野にも店舗がある。私はバケットが大好きだから、家でBLTT(🥓🥗🍅🥚)にして食べた。めちゃくちゃ美味しくて感動。最近は食欲旺盛でいっぱい食べてる。大食いの動画もよく観る。食べることが好きな人がいっぱい食べてるところを見るのが好きだ。今は大食い主婦のもぐちゃんがお気に入り。定期的に観ては満たされる思いを味わっている。

そうそう、商店街のお花屋さんでピンクのチューリップを1本買ったら、値札には200円て書いてあったのに、何故か40円引きで160円で買えた。ラッキー!名の知れてるおしゃれな花屋さんだったら、多分2倍はしたと思う。同じお花なのに、値段て一体何なんだろう。。。

 

…なんかね、今日は朝からずっとしあわせな気持ちで胸がいっぱいで、理由はないし、心当たりもないし、なんでかほんとにわからないんだけど、誰かが私のしあわせを祈ってくれてるんじゃないか、なんて思ったりした。もしそれが気のせいじゃないとしたら、私の祈りも、今この瞬間、愛する人をしあわせで満たしているかもしれない。そんなことを想った。わかる人にはわかるし、わからない人には一生わからないだろう。誰かと会ってる日々より、誰とも会わない日々の方が、すべての人と繋がっている気持ちになるのは何故だろう。きっとそれは、私たちが普段生きる上でどうしても隠してしまう本質の純粋な愛だけを感じることができるからかもしれない。想念の時代はもう始まってるんだ。

あと、今日はウクレレを衝動買いしてしまった。3,333円だったから。ウクレレを弾きたい。ウクレレの音色は可愛いから、弾いてたら自分も可愛くなれる気がする。ウクレレを弾きながら日本の童謡を歌いたい。ウクレレを弾きながら絵本を朗読したい。そんなことを唐突に思った。

 

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最近思うこと。

私は今ここに生きるシュリを何より大事にしたい。シュリが消えてなくなるまで、いっぱいいっぱい愛してあげたい。もうこれ以上愛し尽くすことはできないよってくらいに、愛で隙間なく満たしてあげたい。

それだけでいいんだと思う。

みんなさ、今ここに生きてる自分を愛そうよ。目の前にいる誰かじゃなくて、鏡に映る自分に笑ってあげようよ。あなたのとびきりの笑顔を一番見たいのは、あなたなんだよ。それをあなたがずっとしてくれなかったから、あなたの代わりに笑ってくれる人を求めて一生懸命愛されようと頑張ってきたんだ。健気だよね、わかってる。もう十分頑張ったから、安心して自分に笑顔を見せてあげよう。

ほんのちょっとずつでいいから、うまく笑えなくていいから。ほかの誰かじゃなくて、自分のことちゃんと見て、聴いて、触れて、感じて、あなたを愛して、今を生きて。

新しい世界の調和はそこから始まるから。

 

ゆっくり深呼吸をする。総ては在りてあるもの。無くてないもの。

 

私もあなたもいつかは綺麗に消えてなくなるのです。

 

 

 

 

 

春と街