シュリ日和

まいにちに生きる

2023年

 

久しぶりに熱が出た。

子どもの頃から私が熱を出すのは稀なことで、過去最高でも39度の熱が1度か2度出たくらいで、今回の38.1度という熱は私のなかでは高熱に入る。頭がフラフラして、咳込むたびに頭痛と悪寒を感じる。ピークは昨日の夜で、今は36.8度まで下がっている。

お腹が空いたので、極力食べない方がいいことはわかっていながらも、淡色野菜数種と人参をポタージュスープにして今食べた。しみじみとした温かさが身体中に広がり、満足度も高い。やっぱり寒い季節はスープや鍋に限る。寸胴鍋で死ぬほど大量にスープを作って勝手に食べたいって人に振る舞いたい。

スープを食べながら、ハワイ島の夕日を前に好きな人がおしゃべりしてる動画を観る。その人とは今年の6月にさいたまスーパーアリーナで開催されたイベントでお会いすることができ、ツーショットで写真まで撮ってもらった。笑顔がチャーミングで、まるで小鳥のさえずりのように軽やかな笑い声の本当に素敵な女性なのだ。先月も大好きな女の人のオフ会が東京で開催され、まさか会えると思ってなかったから超嬉しくて速攻申し込み、対面することができた。その人ともツーショットで写真を撮ってもらった。

そのオフ会での話をすこし。

オフ会は都内のホテルのカフェで開催されたのだが、私の左隣に座った人が、IQ140以上のIT関連の会社の女社長さんだった。その人の会社は、世界各国に4社も5社も支社があるらしく、先日まで仕事ついでにセドナにも行っていたとのことで、沢山の風景写真を見せてくれたりした。

同じテーブルに集った個性豊かな5人ほどで色んな話をしていたのだが、その中の一人がたった今なう離婚調停中で、※旦那さんから子ども(2歳)を引き離すことに罪悪感を感じていると言う。離婚を決めたきっかけは、旦那さんのDV(とは言わなかったが)によって子どもが骨折したことらしい。

その話に対して140さんは『旦那さんがあなたと別れて子どもと離れることによって不幸になるかなんてわからないですよね。私から言わせてもらえば、あなたが言ってることは烏滸がましいですよ。』と答えた。

140さんの言い方は特に上から目線て感じもしなかったけど、やっぱりその言葉の強さには、自分のことではないのに、少しだけドキっとした。

140さんの言ったことには、私も概ね賛同できるのだが、他者に対して自分の考えを伝える時に大事なことは、物事の本質を言うことよりも他にある気がしたのだ。離婚調停中の彼女がどうしてそう(※部分)感じているのか、そこを慮ることができないのならば、私は自分の考えや思いを伝えることはしないだろうな、いや、できないな、と思った。

140さんはIQが高いことにより、過去の記憶を全て忘れることができないとも話していた。そのことで苦しい思いをしてきたとも言っていた。彼女の真っ直ぐな言葉の伝え方は、もしかしたら、そういった背景が関係しているのかもしれない。人の何倍も傷ついてきている人なのかも知れない。

私がそのあとに話したことに対しても似たように、烏滸がましいと言われ、すっきりとした気持ちになれなかったから『それでも私は愛したかったんです。』と、私にしてはめずらしく、本心が伝わるまで思いの丈を吐き出したら、

『No way!自分を大事にしようとしない人に対してどうして愛することができるの?』

と、ものすごくストレートにほんとに信じられないって感じで言ってくれたから、それを聞いたら急に込み上げてきちゃって、同席したひとときの場と時間を共有した仲間たちからも、温かい眼差しで見守られながら、140さんからも、『美しい涙だね。浄化の涙。よかったね。』なんて言われて、ひとしきり泣いた。泣いたということは、傷は未だに癒されていなかったのだろうか。自分の中ではもう乗り越えた気でいた分、不意打ちだった。人から言ってもらえることって、凄いことなんだ。

 

それにしてもあの頃、

どうして私はそれでも愛したかったのだろう。どうして私はそこまで自分を傷つけて、人を愛したいと思ったのだろう。


言い訳はできない。誰のせいにもできない。自分がただそうしたかったのだから。そして、そこから得たものの大きさにも私は気づいている。

知りたかったのだ、愛の本当の強さを。自分が自分を通して、実感したかったのだ。愛は強いということを。

 

今年撮った写真のカメラロールを遡って見ていたら、好きな人とのツーショット写真がいくつかあって嬉しくなる。それに今年は人生初のUFOとの遭遇動画も撮れた。

今年は特に大きな動きがなかったなぁ〜…なんて思ってたのに、ちゃんとあったのだ。特に先述のお二人のみならず、ほかにも素敵な女性たちとの縁がひと時でもできたことは、とても有難いことだ。

 

誕生日に誕生日という詩を書けて、なんというか自分史上最高の詩のように感じていて、達成感に満たされている。愛とか、感謝とか、ありがとうとか、おめでとうを、ひとつの詩の中にあんなに自然に入れることができるなんて、それなりに私も少しは学びを深められてきたのかも、なんて自己満に浸っている。あの詩を書けたことのよろこび。これから毎年、自分の誕生日にはあの詩を朗読したいと思っている。そして、この自由としあわせに感謝したいと思う。

 

2023年も残すところあと2ヵ月とすこし。

体調第一。今日も早く寝よう。

おやすみなさい。

 

 

 

 

花は色でも語る