シュリ日和

まいにちに生きる

錬金術

 

 

クリスマスも年末も近いのに、相変わらず金欠でヤバい。目の前の現実を無視し続けてると、まあ、こうなる。想定内だ。

 

昨日の記事を見返したら、命をかけたい!って凄い情熱的なこと書いてて、ビックリした。インスピレーションのままに綴ってしまった感は否めないが、書いたことは決して嘘じゃないし、かと言って、あの自分と今これを書いてる自分が一体感を感じてるかというと、そうも思えず、、。

どこかにアクセスしちゃったのは間違いないのだろうが、ちょっと飛びすぎたかもしれない。

 

今は今を生きよう。

 

ちゃんと満足のいくお金が稼げるしごとがしたい。今やってることは、気楽度が抜群のため1年続いたが、お金は全然稼げない。

気楽に好きな料理をやれるから、ギリギリのギリギリの収入でも、毎日ストレスフリーでいられることと、かろうじて社会と接点を持ててるという観点から採用してきた訳だが、ストレスフリーで、自分が無理なくできることで人から必要とされて、お金が稼げる仕事がこの世にないわけではないとも思ってる。もしくは、ないなら自分でつくればいいのだろう。

最近手書きの名刺を作った。世間一般的には会社名や肩書きなどを書くところ、私は自分の好きなことで、人からもしかしたら需要があるかも…ということを勝手に書いた。自称の肩書きをつくったということ。

 

ヒーリング🌱

セラピー🫧

アート🎨

ダンス💃

ミュージック🎼

クッキング🍳

ベイキング🧁

 

ヒーリングは原理がわかったからできるし、セラピーは相手と向き合って話をする内に勝手に起きるし、アートはこどもみたいな絵だけど時々描いているし、ダンスは内発的な踊りが生まれてきているし、ミュージックは歌声がいいって言ってもらったことがあるし、クッキングは今回の人生のなかで一番時間をかけて取り組んできたことだし、ベイキングは長年の趣味だからできる。

 

とまあ、需要さえあれば、この中のいくつかはそれなりにしごととして成り立ちそうな気はしている。だけど、私の場合セールスがてんでダメ。何故なら興味がないから。友達だとか大切な人になら、前のめりに力になりたい!という気持ちが湧いてくるから勝手にやらせてもらうことになり、結局しごとにならない。

う〜む。困ったものだ。

だけど、先日名刺を渡した知人から、『私の名刺も作ってくれませんか?』と、報酬の発生するしごととしての依頼が来た。申し出てくれた報酬額には申し分なく、お受けする次第だ。これはめちゃくちゃ嬉しい。こういう感じがベスト!

相手は私の作った名刺の良さを実感してくれて、この人に自分の名刺を作ってもらいたい!という気持ちで依頼してくださったから。

今は気が利いたお洒落な名刺を作ってくれる会社なんて五万とあるなかで、私にお願いしたいって、何の実績もない私のセンスひとつを買ってくれたことが、''わかる人にはわかるってことだよなぁ〜''なんて生意気にも思った。

でも、生意気だけど、私は私が心を込めて作るものは既製品に負けない魅力があると信じたいのだ。その純粋な想いが、良い人と良い人との出会いを繋ぐきっかけになるかもって、信じてるのだ。

どんなに見た目が綺麗でも、心の感じられないものを渡し合う関係性の間では奇跡は起こるまい。

そう考えると、やっぱりちゃんと心と手間をかけたものはみんな錬金術ってことにならないかしらん?

なるよね。

ここはひとつ、なるってことで。笑

 

こうして、結局毎日、現実対応は後回しになっていく。

 

あ〜ん。好きな人とクリスマス過ごしたいなぁ〜。(唐突!)

おいしいごはんつくって、クリスマスケーキ作って、キャンドルを灯して、賛美歌を歌って、ただ寄り添って静かな夜を過ごしたい。

 

な〜んて、私ったらロマンティストなんだから。

 

クリスマスもいいけど、年越し、新年を一緒に過ごしたい。外は寒くても、心は温かい夜を迎えられたらいいのに、な。

 

 

 

 

冬らしい空